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コンセプト♪ ユーザーコーナー ♪
2wayスピーカーシステム Illusionist-13                   岡山県 S 様



製品名    : Illusionist-13
ご使用の概略 : 御自宅での使用

岡山県 S 様より

音離れの良いスピーカー その1 導入編

昨年末、PL100の在る部屋に新しいスピーカーが入りました。2016年の夏頃から視聴しようと思っていたスピーカーが製作者さんのところでクリスマスセール!格安で販売されていたのを深夜に見つけて翌朝4時前に目覚めて6時に発注しました。

A&Cオーディオ社 Illusionist-13

大手家電量販店さんの店頭に横並びに並べられたスピーカーで音を聴いていたら偶に「このスピーカーが鳴っているのかな?」と思ったら違うスピーカーが鳴っていたという経験はありませんでしょうか? もしあればそのスピーカーは『音離れが良い』スピーカーです。 私はそんなスピーカーが大好きです。ネット情報を頼りに『音離れが良い』とされるA&Cオーディオさんの書き込みを追うようになって数年、西脇市へ視聴へと思っていたら、はや次期モデルの試作の報を見て足踏みをしてしまい、1年が経過。価格の安さも手伝って30年振りくらいに『音も聴かずに』購入。PL100がまだ部屋の1/3強辺りに鎮座しているのでベストの位置ではありませんが、現在部屋が飽和しそうなくらい美音が満ち溢れています。

長くなりますのでセッティング編へ続きます

音離れの良いスピーカー その2 セッティング編

スピーカー製作者の島津さんへ質問メールを送り、セッティングのアドバイスをもらいます。

1.向き
内向きを推奨

2.接続
安い普通のケーブルでOK、2本使い(バイワイヤリング)を推奨。被服の硬いタイプの場合や、芯線の1本ずつが非常に太いものはあまりおすすめではない。スピーカー側は直接接続を推奨

3.グリル
外して使うことを推奨 

4.スタンド
設置環境の影響は受けにくいが、基本的に共鳴音の少ないものを推奨

5.スペーサー
設置環境の影響は受けにくいのでゴム足でOK

ということで、スタンドは放置されてたTAOCのSST-60H、ケーブルはまずは製作者さんのところで使われてるものと同じACA-CA001 2.5m*4本。スペーサーは家に転がっていたダイソーさんの床傷防止フェルト粘着タイプと格安です。

PL100とIllusionist-13のバッフルが被らないでリスニングポジションを見通せる位置にスタンドを置いて水準器で水平出し。ガタがあると地震の時に危ないですし、しっかりとした低音が出ません。60cmのスタンドに置いた場合、現在のPL100よりも少し高くなるくらい高さがあるのでスパイクは短めで使います。使っていなかったアキュフェーズ P-300に端末加工を施したスピーカーケーブルをバイワイヤリングで接続。

早速音出しです。中古ですので鳴らし始めこそ暫く音を出していなかった感がありましたがエージングがしっかり出来ていてとても良い音です。

但し、パネルがPL100用にセッティングされているのでボーカルがセンターの和心の向こう、窓際で歌っています。一度Illusionist-13をPL100の両外まで前に移動させましたが、どうもしっくりこない。元の位置に戻してBASSOの位置を調整。セオリー通り30cmちょっと離れたところでサイドパネルとの兼ね合いもあって、ボーカルをはじめとして音が手前に引き出されて見事なサウンドステージが現れました。BASSOはPL100のスタンドが干渉してセンターではありません

長くなりましたので出音編へ続きます

音離れの良いスピーカー その3 出音編

機器も全体に温まってIllusionist-13もP-300に馴染んできました。
一体どんな音でしょう?!

 http://www.salogic.com/home-select.files/home-103.htm
 http://www.salogic.com/home-select.files/home-154.htm

のような 音響パネル が乱立している部屋なので製作者さんの目指される素の部屋での奥行き〜上方への定位よりもパネルに依って作られる音場になりますが... 13cmというサイズからは想像できない低音が出ています。

壁に近いところに設置しているせいもありますが、8畳足らずの部屋が音で埋め尽くされています。2m離れた位置で最高77dB程度ですが低音の量は十分です。

埋め尽くされた(人によってはブーミー)な低音でも豊かな階調が在って、80年代の優れた音源では録音エンジニアがフェーダーでUp&Downを操作したのが手に取るように解ります。(見える)

以下は製作者さんへ気づきとして感想を記したとおりです。

・ユニットの振動板固有の音(癖)がない
・SPとしてのSN比が高い。静かなところからフッと音が立ち上がる。
・弱音がきれいに聴こえるので残響が豊かになったように聴こえる。
・曲のフェードアウト(操作)が最後まできれいに聴こえる。
・歪が少ない(耳につく奇数歪皆無)なので音量を上げても煩くない。ボリュームを上げられる。
・低音の階調が豊か 低音の量(厚み)・最低域への伸びはPL100を上回る。
・音像がブレない。
・左右への広がりも大きく、奥行きが豊か
・音の強弱が明確に判る。細かい音がよく聴こえエンジニアの意図がよく見える=モニター用途にも使える

兎にも角にも価格や大きさからは想像を超える音で特に低域の階調の豊かさには驚かされます。オーディオ耳で細かく聴き分ければ上記のようになりますが、全体を通じて音楽がとても楽しく奏でられます。そして知らぬ間に寝入っています。(笑)

但し、少しの弱点もあります。(感想に記したら島津さんも認識)後継機種のJUPITER-132やより大型のDURANTY-203では対策が進んでいるそうなので、ぜひ試聴で確かめてみてください。

長くなりましたので、解析編へ続きます

音離れの良いスピーカー その4 解析編

モニターオーディオのPL100と同じくらいの大きさ重さを持つパークオーディオさんのユニットを使ったIllusionist-13が大手メーカー製のスピーカーを軽く凌ぐ音を出しているのか?ちょっと不思議ですが、簡単です。同じくらいの価格なら大手メーカー製には

 販売店さんの利益、会社組織を維持する経費が入っている
 莫大な宣伝費が入っている
 大量生産できるように組み立てが簡易に落とし込まれている
 輸入品ならさらに輸送費・保管料・保険代に代理店さんの益が入っている
 etc.

当たり前ですね。
少人数でやっているところなら、経費や宣伝費が製品そのものに使えますし、組み立ては製作者が納得できるまで時間をかけ、気付きがあれば、即修正&改善されます。

Illusionist-13の購入前後に製作者島津氏のブログ、過去5年分ほぼ読み返しました。(勉強になります)

 http://blog.goo.ne.jp/ac-audio/e/f591398a6b1c74dc0501ec9e3aa7578a

5年も前から書かれていることに全くブレがありません。そして大手メーカーさんがカタログを飾る「改善」「機能」がIllusionist-13の音を聴くと『嘘偽りなく反映されている』ことに気付けます。

いかがでしょう?
今まで聴いたことも見たこともなかったA&Cオーディオさんの音を聴いてみたくありませんか?B&Wの音もモニターオーディオの音もソナスほか他社さんの音も良いものですが、ぜひ一度音を聴いて感じてみてください。横浜の製作者さんので確かめられます。

ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲ほか/デュオ・ディ・バッソ

島津さんも早速入手された名録音。A&Cオーディオさんのスピーカーと相性バッチリ。聴けるかも

日本の音響メーカーは70〜90年代の勢いを失いほそぼそと生き延びている状況になってしまいましたが、マクロ的に見ると豊かな歌心と音の機微を聴き分ける耳、確かな技術を持った職人さんがまだまだ残っていらっしゃると思います。A&Cオーディオ社の島津さんはそんな中のお一人だと思います。これからも末長く良い『作品』を発表し続けてほしいと思います。

長文の読了ありがとうございましたm(_ _)m

2018/1/4


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